ゴールデンベル アルヴァ・アアルトの照明
「Golden Bell」はフィンランドを代表する建築家でありデザイナー、アルヴァ・アアルトが1937年にサヴォイレストランのためデザインした照明です。その名の通り黄金のベルのようなデザインの照明ペンダントです。
アアルト自身が手を加えて改良、アルテック社より製品化されました。
![]() アルテック「Golde Bell」 89,000 円 |
アルヴァ・アアルト

(誤記・別記:アールト、アルバー・アアルト、あるう゛ぁ・ああると)
アルヴァ・アアルト(Alver Aalto)は、20世紀を代表する建築家の一人であり、優れたインテリアデザイナーでもあります。フィンランドでいまなお人々に愛されており、通貨に顔が印刷されているほどである。技術と機能性のみを追求するモダニズム建築に対して、アアルトは自然の暖かさと人間みのあるデザインを作ることで知られる。アアルトのデザインは、完成したときが一番よいのではなく、インテリアが置かれ、生活をしていくに連れて、価値を増していくデザインなのである。それは使うごとに深味を増していくといわれる。
代表作: アアルトのスツール、パイミオチェアなど
おまけコラム
北欧スタイル・スカンジナビアデザインの歴史 その1
もともと北欧諸国は貧しい国々でした。工業化も進まず、寒くて貧弱な農業国だったのです。現在の先進国のスマートなイメージは全くありませんでした。食糧不足で職もない。20世紀初頭のスウェーデンでは人口の20%がアメリカへ移住するほど深刻な状況でした。
文化的な面でもまだ、北欧スタイルと呼べるほど独自のものはまだありません。もちろんアルヴァ・アアルトやアルネ・ヤコブセンのような、世界に知られるような著名なデザイナーもいませんでした。立派な建築もありました。オペラハウス、図書館、劇場など。しかしそれらの建築は上流階級が当時のヨーロッパの流行を取り入れた新古典主義であり輸入文化でだったのです。やがて北欧から発信されるデザインが、スカンジナビアモダン・北欧スタイルと呼ばれもてはやされるような時代がやってこようとは誰も思いませんでした。


